『クロレラの効能や効果』 - 気になる飲み合わせや副作用は? -

クロレラの形状

クロレラは熱滞から寒帯までひろく地球上に分布していて池、沼、湖などから採取することができます。


クロレラの表面は、その一生を通じてべん毛やせん毛を持つ段階がなく、無性生殖のみで一生を終わります。


形態は球状または楕円形で、大きさは「種」や発育の段階によって異なっていますが、2~10ミクロンで、人間の赤血球よりもわずかに小さい個体なのです。


もちろん電子顕微鏡でなければクロレラの全貌を見ることができません。


クロレラは、1つの細胞で1つの生命体を形作っており、食養でいう「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」にあたります。


つまり、クロレラには食物の花(ブロッコリー)、葉(ほうれん草)、実(かぼちゃ)、茎(グリーンアスパラガス)、根(にんじん)を一緒に食べ合わせたときと同じ栄養的バランスがあります。1つの食品で、これほど栄養素を含んだものは他に無いといわれています。


○クロレラの植物学的分類

緑色植物門(Chlorohyta)

緑藻網(Chlorohyceae)

クロロコックム目(Chlorococcales)

オオシスティス科(Oocystaceae)

クロレラ属(Chlorella)


植物の光合成の効率は、一般の陸上植物で0.1~0.6%、多くとも5~6%に過ぎません。しかし、クロレラでは葉緑体が大きいために、10~20%の効率で光エネルギーを利用しています。

クロレラの分裂方式は、人間をはじめとして動・植物の細胞が2分裂しながら増加していくのに対して、クロレラは、1回に4分裂していきます。

すなわち、クロレラは繁殖速度が大変速く、24時間で2回核分裂をし、4倍に増殖します。クロレラの光合成能力は、他の植物の数十倍もあります。


◆無性生殖

親のからだの一部が分かれておこなわれる生殖をいいます。有性生殖に対比して使われる言葉です。

親とまったく同じ遺伝情報をもつ新しい個体がつくられるのが特徴で、無性生殖には、細胞の分裂や胞子による生殖など、細胞単位でおこなわれる無配偶子生殖と、多細胞の生殖体による栄養生殖があります。


◆一物全体食(一物全食ともいう)

中国、日本には昔から、バランスのとれた食生活で生命を養う「食養」の思想があります。

  ・一物全食(いちぶつぜんしょく)

丸ごと食べること。

  ・医食同源(いしょくどうげん)

本来、薬食同源といい、薬と食べ物は一体という考え方。

  ・五味五色(ごみごしょく)

「酸・苦・甘・辛・鹹(かん=塩)の5つの味と青・赤・黄・白・黒の5つの色でバランスよく食べること。

  ・身土不二(しんどふじ)

その土地のものを食べること。


◆光合成(こうごうせい)

葉緑素をもつ植物や細菌が、太陽の光のエネルギーを使って、水と二酸化炭素から糖類などの有機化合物を合成することです。

その過程で、酸素が放出されます。植物の体内にある葉緑体の中で、これらのすべての作用がおこなわれ、また、光合成でつくられる有機物の量は、光の強さや二酸化炭素の濃度、温度などによって変化します。